こんにちは、くもりです。
マンション購入記⑦、インテリアオプション選択編です。
今回はマンション購入時に指定する、お部屋の内容、インテリアに関してです。
マンション購入にあたり、インテリアオプションのイメージが付いていない方の助けになればと思います。オプション、どんなものがあるの?金額は?いつ決めるの?オプション付けてどうだった?などの疑問解消の助けになればと思います。
シリーズが増えてきたので目次ページを作りました。これまでの記事の確認はこちらからどうぞ。
インテリアオプションとは
「インテリアオプション」と呼んでいますが、くもり購入したマンションの場合は大きく分けて2回、部屋の内装、設備に関してのオプションの選択がありました。※名称、タイミング等は各マンションデベロッパーさんにより異なるので、ご参考程度としてください
1.セレクトオプション
マンションの内装について、床材や壁紙、ドア、キッチン扉、洗面所などのインテリアパターンを選択することができます。モデルルームの内装を見ながら、各オプションをインテリア会社の方と一緒に決めていく形式でした。こちらは基本選択肢がマンション購入費用に含まれており、一部オプションは追加料金が発生する形です。
2.後付インテリアオプション
マンションの本体工事完了後に、取り付ける形で追加されるインテリアオプションです(カーテン、エアコン、フロアコーティングetc)。入居半年前頃に実施されました。インテリア会社さんのモデルルームにて、各オプションについて、希望するもののみ申込する形です。
それぞれのオプションでどのようなものを選んだのかを書いていきたいと思います。お恥ずかしいのですが、イメージわくかなと思い、実際のくもりホームの写真をつけてます。汚れてたり、映り込みあったりは目をつぶるか薄目でぼかして見てください…。
セレクトオプション:無償
まずはマンション建築前に決定して、マンション施工時に各部屋に合わせて施工してくれる、無償セレクトオプションとなります。施工時にお部屋ごとで対応するため、事後でのプラン変更は不可です。
くもりのマンションの場合、以下の箇所について、選択が可能でした。
1.間取り
基本の間取りは以前にご紹介しましたが、セレクト①の扉無し、セレクト②のウォークインクローゼット無しで壁側一面クローゼットのパターンが選択できました。以前の記事で書きましたが、曇りの場合は来客もそこまで多くなく、ベッドルームの引き戸を閉める機会がほぼ無いだろう、ということでセレクト②の扉無しの間取りにしました。12.3畳でお部屋が広く感じられるので、こちらはセレクト①の間取りにして良かったと思っています。
2.玄関、框のタイルと床材
框は「かまち」と読みます。玄関上がってすぐの段差があるエリアとなります。
色タイプ4種から選択する形で、タイルと床材でそれぞれ組み合わせが決まっていました。
4種はそれぞれ白系<ナチュラルアイボリー系<シック系<ダーク系で順番に木目の色が濃くなっていくようなイメージです。
くもりはナチュラルアイボリー系を選択しました。タイルと床は写真のような感じです。
3.扉
玄関とリビングの間の扉もデザインが3パターンから選択できました。
ガラスがどこに入るかの形状が違っており、スリット(縦)、スリット(横)、ガラス面大きめの3パターンでした。くもりはパターン①のスリット(縦)を選択しました。こちらは好みかと思いますが、間取り上、玄関からリビングまでが直線だったので、部屋の中が玄関から丸見えになってしまう形でした。デザインは③かわいかったのですが、利便上のことも考え、①にしました。実際住んでみて、宅配の方が来てドアを開ける必要があるときに部屋散らかってる、という事態が多いので、①で良かったなと…。なお、扉の素材は8タイプから選択できました。もう、このあたりからどれがいいのか完成の仕上がりイメージが沸かずで、めちゃくちゃ選択に苦労しました。最初に決めた床材のナチュラル感に合う色、という視点で決めていきました。
4.キッチン:カウンター高
80cm、85cm、90cmから指定ができました。女性で背が低い方は80cm、男性は90cmを選ぶ方もいますが、85cmが標準とのことで85cmを選択。くもりは身長約160cmですが、現状特に不便を感じていません。
5.キッチン:天板
白、ベージュ、ココアから選択できます。
ベージュを選んだのですが、ココアでも良かったなと。ベージュは汚れが目立ちます…。
6.キッチン:扉面材
キッチン収納の扉の材質です。12種類あってもはやどれがいいのか決められない。
同じ色で木目が縦と横とかもあり、縦と横どっちがいいのよ?わからんわ!!!!と最早やけくそで決めました。ちなみに決めたのは白っぽい縦木目でした。
いまだどの色が良かったのかはわからないですね……インテリアセンスが欲しい。
7.洗面台:高さ
洗面台は75cm、80cmから選択。標準の80cmにしました。くもりは身長約160cmですが、以下略。
8.洗面台:扉面材
こちらもキッチンと同じく12種類。選択地獄再び。床面、キッチン扉を同じ系の木目タイプにしました。このあたりでもう誰か変わりに決めてくれ…という気持ちでした。
9.洗面台:形状
意匠性重視タイプと機能性重視タイプから選択できました。
この選択はとても迷いました。意匠性重視の方が圧倒的にかわいいのですが、以下の点があり。
意匠性重視タイプ:一面鏡+後ろ収納、シンク下は扉無しの一段収納
機能性重視タイプ:三面鏡+後ろは三面収納+シンク下:扉ありで全面収納、3扉
収納の充実性は捨てられない+意匠性重視タイプは掃除がめんどくさそうの2点から迷って迷って機能性重視タイプを選びました。他のリネン系収納が少なめだったので、機能性重視タイプにして良かったと思っています!以下は実際の三面鏡の独立洗面台です。収納豊富なので、化粧品、ドライヤー、洗剤詰め替え、ティッシュetcと収納に使っています。
10.お風呂:壁面、タイル、カウンター
こちらも6タイプから色イメージにて選択。白系/ベージュ系/ダークブラウン系/黒系から選択できました。このあたりもどれがいいのか選ぶ基準に迷いだして、モデルルームと同じ色にしました。もうちょっと悩んで決めればよかったね!!!※写真、鏡めちゃくちゃ映り込んでいたので加工しました
ここまでが無償オプションです。これらは必ず選択することになるので、こういったオプション選択ありのマンション購入される方は、購入申し込みまでに、選択オプション何が選べるのかの冊子を事前にもらって、十分検討することをお進めします。くもりは契約当日にプラン初見で選択したこともあり、決断に時間がかかりました。当日に即決断は難しい。事前準備したビジョンが大切です!
セレクトオプション:有償
ここからは有償オプションとなります。くもりは有償オプションは申込しませんでした。費用がいっぱいいっぱい…。
以下のようなものがオプションで追加可能でした。※ありは2LDKタイプから選択可能オプションのため、1LDKでは選択不可でした。
- キッチン:浄水機能追記水栓に変更
- ガスコンロ:高機能タイプに変更※
- ガスコンロ:IHタイプに変更
- 電子オーブンレンジ※
- お風呂:タオル掛け追加
- トイレ:ガラス棚付きダブルペーパーホルダー追加
- 手すり
- スイッチ追加
- スイッチの移動
- ローゼット追加
- コンセント/マルチメディアコンセント追加
- ライティングレール設置
- ダウンライト追加
- ダウンライト用調光スイッチ追加
- 床暖房リモコン移動
- 床補強
- 室内物干し設置
- ピクチャーレール設置
- 壁下地補強
- ドアの開き方向の変更
- 床暖房エリア拡張
- 床タイル大理石/天然石に変更
- 壁紙アクセントクロス追加
- 壁面へのモザイクタイル追加
- 棚追加
- エコカラット追加
- 姿見設置
- 下足棚の下部照明追加
- 食器棚設置
- 床タイル貼り
- キッチン天板グレードアップ
- 棚設置
- ペンダント証明
青地、コメントあり項目は今選択するなら追加検討する項目です。それぞれの理由は以下。
スイッチの移動:寝るときにベッドから出るのめんどいです、くもりはスマートリモコン導入にて解消しました
コンセント位置:テレビ配置したい場所にはマルチメディアコンセント必要です、場合によっては間取りの自由度が下がります、想定する間取りを想像して、該当箇所にマルチメディアコンセント配置をお忘れなく
姿見:どうせ鏡を置くなら作り付けの方がスペース取らないので良いです、これはオススメ※ちなみにくもりの場合は後付けオプションでも設置可能でした
ちなみに、モデルルームで見る内装はこちらの有償オプションがてんこもりです。のでモデルルームの印象を持ったまま新居を見ると、内装がかなりあっさりしてると思います。モデルルームできらびやかなお部屋に感動して、真似しようとするとオプション料金がものすごいことになるので、自分が選ぶオプションで組み立てられるお部屋を想像力高めてイメージするの、大事です。
ちなみにオプション必要最小限でしたが、意匠的なところは特に不満は無いです。
後付けインテリアオプション
後付けインテリアオプションは契約も終わり、ちょっとマンション入居を忘れたころにお知らせが来ました。入居約半年前。前回はモデルルームでしたが、今回はインテリア会社さんのオフィスです。
各オプション、選択したもの、しなかったけどすればよかったもの、しなかったものに分類して紹介します。
選択したもの
- カーテン:絶対必要なので選択。約6.3万。窓が大きかったため特注サイズでした、他で頼んでも同じくらいの価格かなと。遮光+レースで外からだと中が見えないタイプの2つ注文しました。
ぴったりサイズで作ってくれたので、サイズがぴったりなのは気に入ってます。既製品だと合うサイズが無いこともあるので、そちらは非常に満足しています。
ただし、色選択で失敗しました。なんとなく水色にしたけど、しくじりました、インテリアと合わせるならベージュにすればよかった。水色カーテン、単体で見るとかわいいのですが、自分の手持ちの家具がナチュラルな木目調、ベッドもベージュのシーツが多いのでなんとなくトータルで見るとカーテンの色が微妙という。。。しかも窓が大きいのでカーテン接地面が大きくて水色が目立つんですよね、ここは後悔ポイントです。いつかカーテン買い換えたい。
でも素材はすごく良くて、きちんと遮光されるので朝も暗いです。寝過ごすレベル。素材はしっかりしてて良いです。レースカーテンは白でかわいい模様が入ってるのが気に入ってます! - エアコン:絶対必要なので選択、ダイキンorパナソニックから選択できました。価格が安かったダイキンにしました。約20万(取付料金込み)。それまで住んでた賃貸のエアコンに比べ、速攻涼しくなってビビりました。新しい家電素晴らしい。
- 姿見:約2.6万。洗面所だと上半身しか見えないので、全身の姿見つけてよかったです。ただ、設置場所、玄関にしたのですが部屋の中のが良かったかも。何着るか考えるとき部屋の中で鏡見たい状況が多いなと。姿見、ショップで購入でも良かったのですが、その場合は壁に穴開けたり、立てかけたりが必要になるので据え付けで良かったなと。
選択したけどいらなかったかも、なもの
- 水回りコーティング:約11万。キッチンとお風呂の防カビコーティング、こちらもあまり効果を感じていない……。けど、1年半経ったけど、お風呂に赤カビいないな、と今思い至りました、もしかすると効いている……????
選択しなかったもの
青ラインのものは今思えば追加してもよかったかなあ、というオプションです。
- コート掛け:あってもよかったかも、追加で同じ用途のものを買ったので
- オーダー家具:今なら考えるかも、無駄な空きスペースがありぴったりはまる家具を探すのが難しい
- フロアコーティング:迷って付けませんでした、フロアに傷付きにくくするコーティング。
- ピクチャーレール:ポスター飾りたい人はつけてもよいかと、壁に穴を開けなくてすみます
- 照明:賃貸時の照明があったので追加せず
- エコカラットプラス:特にメリット感じず
- 食器棚:置けるスペース無いので候補にならず
- 洗濯機上吊戸棚:棚ついてたので候補にならず
- 浴室ガラスフィルム:特にメリット感じず
- ガラスプロテクト:割れる防止とか。特にメリット感じず
- 窓ガラスフィルム:UVカットとか。特にメリット感じず
- 表札:このご時世なので特にいらんかなと
- レンジフィルター:特にメリット感じず
- 調質材:特にメリット感じず
- ソライエ:特にメリット感じず
- ホスクリーン:特にメリット感じず
- 玄関土間コーティング:特にメリット感じず
- セルフィール:特にメリット感じず
- クロスコーティング:光触媒とか。特にメリット感じず
- 高性能浄水器:特にメリット感じず、デフォルトのやつでフィルターだけ定期購入することに
- バルコニータイル:特にメリット感じず
オーダー家具については、くもりの場合キッチン横にマルチスペースという名のスペースがあったのですが、微妙な配置で持て余しており…。。。今は上側にレンジ、下側は備蓄用品置き場になっているのですが若干使い勝手が悪いです。。。どうせなら作り付けの棚をドーンと入れてしまって、大容量収納にすればよかったなと。後付けでオーダー家具という手もあったのですが、真ん中の板が入っているのでそれも難しく。。。。。
インテリアオプションおまけ
もし読んでいらっしゃる方が検討しているマンションが、女性のための住まいづくり研究会提携マンションであれば、そちら経由でのモデルルーム見学をお勧めします。
ポイントもらえて、上記のインテリアオプションでそのポイントが使える場合があります。くもりはそちら経由だっため、400,000ポイントもらえたので、インテリアオプションについてはほぼそちらのポイントで収まりました。もしかすると、他にも提携があったりするのかもしれませんが、くもりの場合はそちらかのポイントが使えたのがありがたかったです。
あと、後付けインテリアオプションに関しては、オプションごとで担当される会社さんが違うので、回遊して各オプション紹介を聞いて回る形でした。ので、強い気持ちが必要です。不要なものは断る気持ち。迷ってると見積書お渡しされてそのままそれでオプション追加になってしまいますので、断る勇気を持った方が良いです。みなさん親身に聞いてくれて、一生懸命説明してくれるので、ついそれも!って言いたくなっちゃうのですよね。ただ予算は限られてるので……。自分が払える金額を決めて、それを予算として、優先度高からリストに入れて予算オーバーしたところであきらめる、が良いかと。オプション、ついどれも良さそうなので追加したくなるんですよね!人間は欲望の生き物。
まとめ
非常に長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただき、ありがとうございます!
オプション、初期選択できるインテリアオプションについては、事前にどういった部屋に住みたいのか?をイメージしたうえで決断することをお進めします。追加のオプションについては、必ず必要なものを優先し、後から変えられるものは住んでみてどうしても欲しくなったら考える、でも良いのかなと思います。以外と住んでみると、ここ変えたい、みたいな要望を思うのですが、住む前には思わなかった箇所だったりしました。
少しでも疑問が解消されれば幸いです!
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